アプリの説明に書くと長くなりそうだったので省いていたTouch the Waveの細かい挙動についてと、現在の開発状況について書いておこうと思います。
ダウンロードについて
・ファイル名の拡張子前に、「@bpm」+「テンポ」を書いておくと、スピード0.0%時のテンポが登録されます。小数点以下もちゃんと認識されます。サンプルファイルのように「sample@bpm135.wav」としてあれば、プレイリストのタイトルには「sample」と表示され、テンポは135で登録されます。
・バージョン0.4で、8〜24ビットのAIFFとWAVファイルはそのままダウンロード出来るようになりましたが、アプリ内に保存するときに16ビットの44.1kHzのステレオに変換してしまいますので、クオリティを高くしていても無駄になりますし、低くしていても容量の節約にはなりません。
・同じファイル名のファイルをダウンロードすると上書きされます。
プレイヤーについて
・スライダー上に小さい四角の点で示されている赤の「スピード位置」、青の「キューポイント1」、紫の「キューポイント2」や、音符マークの下にオレンジで示されているスピード0.0%時のテンポは、一曲ごとに保存されます。その他の白丸やボタンの状態はアプリ全体で共通です。
・キューポイント2はキューポイント1の前には設定できません。キューポイント1(青)をキューポイント2(紫)の後ろに設定すると、キューポイント2は曲の最後のフレームへリセットされます。
・キューポイント間に再生位置がある場合はループをオン・オフしてもバッファの読み込みを待たないので、再生中でも読み込みの時間さえ間に合えば音を途切れさせずに再生する事が出来ます。
アップデートについて
次の0.5として公開しようとしている開発中のバージョンで既に改善している点は、
・スクラッチから素早くフリックしたときにレベルが下がりすぎて不自然なので修正
・オーディオデータ読み込み時の無駄を省いてパフォーマンスの向上
・プレイヤー画面とダウンロードで自動ロックがかからないように変更
・プレイリストでカクカクせずスムーズにスクロールするように修正
・±20%のスピード可変
・ファイル名につけたテンポへのリセット機能
といったところです。
オーディオ読み込み高速化の影響は大きくて、iPod touch第一世代(と、おそらくiPhone)でも12fpsであれば早送り巻き戻しの音が途切れなくなりそうです。第二世代だと、30fps近くでのスクラッチやフリックにも強くなります。
あと、これからやろうとしている事は、
・再生中は4倍速早送り巻き戻しをやめて、30%くらいのスピードアップとダウン。停止中はそのまま
・複数のファイルを一度にダウンロード
といったところでしょうか。ダウンロード後に不安定になるのは、まだ改善できる見込みがありません。シミュレータでは起きていないメモリリークが原因のようなので、OSがアップデートされると自然と直るかもしれません。
それと、もしVer 0.5が公開されて、アップデートする際に気をつけていただきたいのは、アプリ内にオーディオデータを溜め込んでいる分だけアップデートに時間がかかるという事です。おそらく500MBで20分くらいかかると思います。時間のあるときにアップデートするか、一旦アプリを削除してインストールし直したほうが良いと思います。
ひととおり気になるところが修正し終わったらしばらく動作を検証したいので、AppStoreへのコミットはまだ先になると思います。
Should I upload my tracks to your url?
as I’ve tryed 2 and TTW wont let me download from
either of them.
Fantastic App I just need to bea able to load audio
Thanks
Richard
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オーディオファイルがダウンロードできないってことなんでしょうか?英語がよくわからないんですが、こんなかんじの答えで大丈夫ですかね。